ウェディングドレスを着た結婚式では
ブーケを持つのが当たり前ですが、
和装の結婚式の場合は
ブーケはいらないのでしょうか?
また仮に
ブーケの代わりになる物があるなら、
何を持てば良いのでしょうか?
実は最近では、和装の結婚式であっても
多彩なブーケを持つ事が
多くなってきているんです。
そこでこのコンテンツでは、
和装での結婚式でブーケはいらないのか?
また代わりに持つ物は何なのかについて
ご紹介します。
結婚式の和装ブーケはいらない?
そもそも、和装の結婚式で
ブーケはいらないのでしょうか?
まず一般的に和装での結婚式では、
ブーケや和装ブーケは必要ありません。
神前式の挙式の際は
新婦は片手で裾を持ち歩きますし、
三々九度や榊奉納などの儀礼の際には
両手を使いますので、
ブーケの類いは邪魔になってしまいます。
なので挙式では
ブーケは持たない方が良いでしょう。
もしどうしても
挙式でブーケを持ちたいのであれば、
一度プランナーの人に聞いてみた方が
良いです。
挙式会場によってはブーケの持ち込みを
断られる場合もあるので、
確認するようにしましょう
和装ブーケの代わりに持つものは?
また和装の披露宴の際も、
基本的に花嫁は「末広」という
扇子を手に持ちます。
(新郎も同じく末広を持ちます)
これは
末広がりの幸せを意味する為に持つので
縁起の良い小物とされています。
そのため披露宴であっても
ブーケは必要無いのが
一般的な考え方になります。
和装の披露宴では
ブーケを準備しなくても、
形式的には問題無いと考えても
良いでしょう。
オススメの和装ブーケは?
とはいえ最近では、
和装の披露宴であっても
ブーケを持つ事も多くなってきました。
さすがに挙式の際は難しいと思いますが、
披露宴では和装ブーケなどを手に持つ
花嫁の方も増えてきています。
ではどのような和装ブーケがあるか、
ご紹介していきましょう。
ボールブーケ・手まりブーケ
手毬のように
丸い形に組んだブーケの事を
ボールブーケや手毬ブーケと言います。
丸い形は可愛いですし、
和装の振袖にもよく合いますよね。
生花だけでなく、造花や
水引を花のように編んで作ったり、
つまみ細工という布を花の形にして
作ってあるタイプもあります。
手軽に作れるので、
自分で自作する人もいます。
扇子ブーケ
先ほど、花嫁は末広という扇子を持つと
ご紹介しました。
扇子ブーケは、
そんな末広に花などで飾り付けた物の事を
いいます。
元々和装で持つ扇子を飾り付けるので
余計な持ち物が増えず
邪魔にもなりませんので、
神前式の挙式の際にも
問題無く持つことが出来ます。
扇子の根本部分に花や水引などで
飾られていることが多いです。
こちらもボールブーケと同様に
比較的手軽に作れるので、
もし可能であれば自作するのも
良いのではないでしょうか。
ラウンドブーケ
ラウンドブーケは丸い半球体の形をした
タイプになります。
花を球体にキュッとまとめているので、
振袖の柄を隠さないのもポイント。
また水引などを入れると
よりグッと和の雰囲気になります。
アームブーケ
アームブーケは、丈の長い花を
茎ごと束ねたタイプのブーケになります。
リースアームと呼ばれることもあります。
色打掛のような柄の入った振袖なら、
緑が多めのアームブーケタイプの方が
振袖の柄に負けないのでオススメです。
また花の部分は主張し過ぎない
ホワイト系にした方が
全体的に締まると思います。
クラッチブーケ
英語でギュッと掴むという意味がある
クラッチブーケ。
和装でも持つ人が
増えている種類になります。
花束のように
花の茎部分を束ねてあるのが特徴。
使う花の種類によっては、
とても大人らしい雰囲気に
まとめることも出来ます。
またクラッチブーケに
水引きや紙紐などでアレンジすれば、
更にらしくなってきます。
特に白無垢には
映えるのではないでしょうか。
ハンギングブーケ
ハンギングブーケとは、
持ち手の所が輪っかになってる
ブーケの事で、バッグブーケとも
言われています。
特に和装では裾を持つ必要もありますし
両手が塞がる事もあるので、
手首に掛けられるタイプのハンギングブーケは
ボールブーケと同様に
和装にはうってつけではないでしょうか。
以上、和装ブーケをご紹介しました。
まとめ
今回のコンテンツでは
和装の結婚式ではブーケはいらないのかや、
和装ブーケの種類などについても
ご紹介しました。
和装の際は基本的にブーケの類は
いりませんが、
時代によって変化してきていることが
分かりましたね。
ただブーケを持つ場合であっても、
振袖の柄がブーケによって
隠れてしまう場合もあるので
あまり大きなブーケは
持たない方が良いでしょう。
これらを踏まえて、
素敵な結婚式にして下さいね。