コロナの影響により、
フォトウェディングの需要が高まっています。
しかもプロにお願いするのではなく
自分達で撮影する
セルフ前撮りが人気になっています。
でも高価な一眼レフカメラなんて
持ってないし、iPhoneだけでも撮れるのかな?
そう感じるかもしれませんね。
現在のiPhoneをお持ちであれば、
十分撮影カメラとして利用する事が可能です。
そこでこのコンテンツでは、
iPhoneでセルフ前撮りする時の設定や
注意点などをまとめたのでご紹介します。
セルフ前撮りのiPhone設定は?
では早速、セルフ前撮りする際の
iPhoneの設定を見ていきましょう。
と言っても、
実はそれ程設定も多くはありません。
画角とグリッド線
この2つです。
まずは画角です。
iPhoneの画角設定は、
- 4:3
- スクエア(正方形)
- 16:9
となっていますので、
ご自身のお好きなものでOKです。
なお水平線や地平線が広く見える場所なら
パノラマモードで広く撮るのも良いですね。
ただパノラマモードは
iPhoneを左から右へ
パン(移動)させないといけないので、
新郎新婦どちらか1人か
友人に撮影を手伝ってもらいましょう。
新郎新婦を寄りで撮りたいのなら、
ポートレートモードを選んでもOK。
iPhoneが自動的に人物を判別して、
それ以外のバックの部分は
綺麗にボケさせてくれます。
次はグリッド線を表示させます。
グリッド線とは、
構図を決めるのに使うラインの事。
画面に縦横2本ずつのラインを
表示させられるので、
このライン上に人物を置くと
バランスの良い構成の写真が撮れます。
グリッド線を表示させるには、
設定→カメラ→グリッド
これでグリッド線が出ます。
基本的には
このくらいで設定は良いでしょう。
スマートHDR機能も
デフォルトのオンのままで大丈夫です。
もしカメラをかじったことのある人なら
HDRをオフにして露出やフォーカスも
マニュアルで設定する事が出来ます。
カメラ素人なら下手に設定するよりも
iPhoneに任せてしまった方が
良い写真が撮れると思いますよ。
逆光で黒潰れしたりハイキーな写真に
敢えてするなら良いですが
そうでないなら失敗の可能性が少ない
デフォルトがオススメです。
現在のiPhoneはカメラ性能が高いので
デフォルト設定のままでも
十分良い写真が撮れます。
実際、私はネットショップで
物撮り写真を撮っていた事があるんですが、
iPhoneに自然光だけで撮っていました。
以前であれば一眼レフや
最低でもコンデジじゃないと
良い写真なんて撮れなかったんですが、
今ではiPhoneだけでも
結構良い写真は撮れます。
また色合いなどは
後からでも変更出来たりするので。
撮影時のポイント
続いて撮影を行う際の
注意点をご紹介します。
まず撮影はiPhoneをしっかり安定させるのが
基本になります。
そうしないと
ブレブレの写真になってしまうからです。
iPhoneの小さな画面上では
綺麗に写っているようでも、
大きな画面で表示させたらブレていた
なんていう事は結構あります。
なのでしっかり固定は基本です。
三脚や足の付いているジンバル等を
使うようにします。
スマホ用の三脚やジンバルは
千円台からあるので
評判の良いものを選ぶと良いですよ。
もし手持ちで撮影するなら、
しっかりと両手でホールドして
撮影して下さい。
日中の撮影ならそれでも
対応は可能です。
ただ夕暮れ時の空が綺麗な
マジックアワーに撮影するなら
絶対に三脚がいいんですが、
手持ちの場合はしっかりと両手で持って。
光量の少ない薄暗い状況だと
100%ブレます。
なのでiPhoneのナイトモードは
オフにせず撮影するのがオススメです。
(デフォルトで自動的にオンになります)
またちょっとしたコツとして
被写体だけを撮るのではなく、
被写体に+αのものを映すと
写真に立体感が生まれます。
例えば咲いている花越しに花嫁を撮るとか、
オブジェを脇に配置して2人を撮るなど。
また柔らかい表情の2人に対して
硬質なイメージのビルを入れると
より2人の温かみが際立ったりします。
モーターショーで、
モデルさんと車が一緒に写っているような
写真があるじゃないですか。
あんな感じです。
まとめ
今回のコンテンツでは、
セルフ前撮りをiPhoneで撮る時の
設定や注意点などをご紹介しました。
iPhone自体の性能が年々向上しているので
設定自体はそれほど多くはありません。
逆に言うと、構図やシチュエーション次第で
プロ顔負けの写真も撮れるかもしれません。
ぜひ素敵な今しか撮れない写真を
綺麗に残して下さいね。
なおセルフ前撮りって何なの?という方は
コチラのコンテンツもご覧下さい。