披露宴での挨拶回り禁止

結婚式での披露宴では
両親が各テーブルを回って
挨拶回りする光景がよく見られました。

しかしコロナウイルスの営業により
状況が大きく変わってきています。

このコンテンツでは
結婚式での挨拶回りについて
様々な式場での対応などについて
ご紹介したいと思います。

結婚式での挨拶回りはコロナで禁止に

それではコロナウイルスの影響がある中、
現在の披露宴では
挨拶回りはどうなっているのでしょうか?

実は
公益社団法人日本ブライダル文化振興協会と
一般社団法人全日本冠婚葬祭互助協会から
「新型コロナウイルス感染拡大防止ガイドライン」
という結婚式場での
コロナウイルスの感染拡大防止のための
取り決めが出されています。

多くの結婚式場では
このガイドラインを基にして
それぞれの式場で対策をしているんです。

詳しく知りたい方は
是非ご覧ください。

そのガイドラインでは
様々な規制や注意点が記されているんですが
披露宴会場については
以下のような文言が書かれています。

「披露宴会場」
・ 披露宴会場は、出来るだけ広めの会場を手配し、席の間隔は、飛沫感染が防げる十分
な間隔(※)を開けること。
・ 提供する料理は、個人盛りとし、大皿盛りは避けること。
・ お酌、グラスやお猪口の回し飲みは避けること。
・ 使用するお皿・グラス・シルバー類は使用前の消毒、使用後の洗浄を徹底すること。
・ テーブル、いす等は披露宴開始前に清拭消毒をすること。
・ 披露宴会場等ドアの開閉は、原則として従業員が手袋を着用のうえ行うこと。
・ 余興を行う際は、参列者と十分な間隔(※)を保ち、大声を発する余興等については、
控えてもらうこと。
・ マイクについては、使用の都度、消毒又は差し替えを行うこと。
・ 迎賓、送賓を行う場合は、人が密集しないよう、係員による誘導を行うこと。
(※)「十分な間隔」とは、1m 以上、可能なら 2m 以上を目安とし、少なくとも隣の席とは
1 席程度の間隔をあけることをいう。

特に挨拶回りについては、
上から3点目の
「 お酌、グラスやお猪口の回し飲みは避けること。」
コレに該当します。

そのため、このガイドラインに沿って
運営されている所では、多くの会場で
お酌しながらの挨拶回りを禁止としています。

このあたりは自分達で判断せず
必ず事前にプランナーの方と相談しながら
どのように披露宴を行っていくかを
決めていくようにしましょう。

そして必ずその取り決めに沿って
執り行うようにします。

挨拶回りの代わりにどうしている?

では挨拶回りをしない場合、
どのような対応をすれば良いのでしょうか?

挨拶回りを原則禁止としている式場では、
事前に挨拶回りを行わない旨を
ゲストの方々に伝えた上で、
歓談のみ行うスタイルにしている所が
多いですね。

また場合によっては挨拶回り出来る所も
あるようですが、
お酌などはせずに軽く会話する程度の
本当に「挨拶だけ」
という形を取っている式場もあるようです。

もちろん挨拶回りをする時には
ゲストも新郎新婦の両親も
必ずマスクを着用して行うようにしています。

そしてもう一つ
面白いアイデアがあったのでご紹介します。

各テーブルを回っての
挨拶回りをしない代わりに、
それぞれのゲストの方へ
両親からのメッセージカードを
置いておくようにしている式場も
あるそうです。

ゲスト一人一人に対して
両親からの言葉が書かれたカードがあったら
非常に嬉しいですよね。

まだお互いの親族の顔と名前が
一致してない段階だと思いますので、
それぞれの顔写真なども載せたら
更に喜ばれるんじゃないでしょうか。

まとめ

今回のコンテンツでは、
コロナ禍での披露宴の挨拶回りについて
ご紹介してきました。

挨拶回りそのものを禁止している所もあれば、
お酌しないでの挨拶ならOKとしている式場も
ある事が分かりましたね。

今後はコロナの状況を鑑みながら
式場スタッフや本人達、
また両親とも相談しつつ
最適な方法で披露宴を行えると良いですね。


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