夫婦茶碗が真っ二つに割れた

いつも使っている夫婦茶碗。

いつものように洗っていたら、
手が滑ってパリン!
真っ二つに割れてしまった…。

なんか不吉な予感がしますよね。

何かが起こるの?やめてよ!
そう疑心暗鬼になりがちです。

もしかしてスピリチュアル的な意味が
あるんでしょうか?

今回のコンテンツでは、
夫婦茶碗が真っ二つに割れた原因について
詳しく考察していきます。

夫婦茶碗が真っ二つに割れた!不吉な予感が

結論からお伝えすると、
茶碗が割れた事とスピリチュアルな意味は
関係無いと思います。

ただスピリチュアルとは別の部分で
不安要素はあるので、
それは後述したいと思います。

そもそも茶碗って大概、瀬戸物ですよね。

ちなみに瀬戸物って
陶磁器のことなんですが、
陶磁器って元々は
粘土や陶石という石を砕いたものが
原料なんですよね。

土や砕いた石の粉ですよ!

この原料を成形して
茶碗の形にするんです。

このまま焼くと土器になります。

ちなみに土器の杯や皿などを割る
「かわらけ投げ」
と言われる儀式がありまして、
厄除け的な意味合いで
全国の神社などで行われています。

ただ厄除けといっても、
もう少しカジュアルな観光名所でやる
娯楽みたいなイメージですけどね。

旅番組などで
見た事ある人も多いと思います。

コレです、知ってますよね?
モナカみたいな杯を投げるやつです。

恐らくこのようなものが
スピリチュアル的な意味合いと
リンクしてしまい、
茶碗が割れた=良くない事が起こる前触れ
と誤解されてるんだと思います。

そもそも「かわらけ投げ」は
割る事で厄除けになっているのに、
茶碗が割れて良くない事が起こるでは
意味が逆転してますよね?

むしろ割れたんだから
厄除け出来て良かったと喜ぶべきです。

話が逸れましたが、
瀬戸物は土器ではありません。

成形した後にガラス質の釉薬という
薬品を全体に掛けて焼くんです。

土器では脆かったものが、
ガラス質の釉薬を掛けて焼く事で
強度が増します。

とはいえ、ここまで説明した通り
原料は土や石を砕いた粉、
ガラス質の薬品です。

そりゃあ、ある程度の高さから落とせば
割れますよね?

この地球上にある全ての万物は
必ず終わりが来ます。

どんなに頑丈な物でも
使っていけば経年劣化しますし、
いずれ壊れます。

なので茶碗が割れようとも
スピリチュアル的な意味合いは
一切ありません。

ハインリッヒの法則って何?

スピリチュアルな意味よりも
もっと大事な事があります。

それが「ハインリッヒの法則」です。

ハインリッヒの法則とは何かというと
労働災害における経験則の一つで、
1つの重大事故の背後には
29の軽微な事故があり、
その背景には300のヒヤリ・ハットが
存在するというものです。

1:29:300の法則とも呼ばれたりします。

1回の重大な事故の前には
29回の軽い怪我や負傷などがあり、
その前には300回もの負傷を伴わない
軽いヒヤリハット事象があると
言われています。

今回の茶碗を割った事は、
300回の負傷を伴わない
ヒヤリハットに該当します。

もしこれを見過ごすと、
いずれ怪我や事故に繋がる可能性を
秘めているかもしれません。

茶碗を割るまでに、
台所での皿洗いの動線はどうでしたか?
定期的に皿を割ってませんか?
滑りやすい持ち方で
洗ってませんでしたか?
疲れてたり急いでたりしてませんでしたか?

もう一度その時、
その場所の事を思い出してみましょう。

今回はたまたま怪我などなく、
茶碗が割れただけだったかもしれません。

しかし次に皿やグラスを割ったら、
怪我をしてしまう可能性もあるんです。

軽く見ないで、よく思い出しましょう。

そして再発しないように
体調管理をして健康診断に行ったり、
毎日のルーティーンや洗うタイミング、
時間を変えてみたり、
万が一落としても割れないように
マットを敷いたり、
洗わないで済むように食洗機の導入したり
などを検討しましょう。

まとめ

今回のコンテンツでは、
夫婦茶碗が真っ二つに割れた意味合いなどを
考察してきました。

前述したように、スピリチュアルよりも
気を付けなければならないポイントは
様々あります。

是非日頃の生活を振り返りながら、
再発しないように気を付けましょう。


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