HSPとは

近年ではHSPや繊細さんと言われる人達が
いる事が知られるようになりました。

実は私もセルフチェックしたところ、
HSPである事が判明しました。

ずっと内気で内向的な性格だと
思っていたんですが、
どうやらこれがHSPだったんです。

もしかすると
あなたもHSPかもしれませんね。

という訳でこのコンテンツでは
HSPとは何なのか、その特徴など
また病気や発達障害とは違うのかなど
基本的な部分をご紹介したいと思います。

HSPとは何なの?

ではまず、そもそもHSPとは
何の事なのかについて
ご紹介していきたいと思います。

HSPとはHighly Sensitive Personの略称で、
アメリカの心理学者である
エレイン・アーロンが提唱した概念になります。

日本語の意味合いとしては、
「繊細すぎる人」になります。

内向的な性格って事?
と思うかもしれませんが、
実はHSPというのは性格でなく
「気質」の事で、
元々生まれ持って持ち合わせている
神経システムの特徴の事なんです。

もう少し簡単に言うと
肌の色や顔つき、髪の色、背の高さなどは
元々その人が持ち合わせている
特徴ですよね?

これらは外見上の特徴ですが、
HSPは元々持っている
内面上の特徴なんです。

性格などは
生まれ育った環境や人間関係などで
徐々に形成されていくので、
これらが変われば変化する事もあります。

しかし気質に関しては
変わる事はありません。

このようなHSPの人達は
人口の20%程いると言われています。

今まで周りに振り回されたり
ちょっとした事で疲れ切ってしまうのは
自分だけなんじゃないかと思っていた方も、
20%がHSPなんだと思えたなら
ほっとするんじゃないでしょうか?

仲間がいるって思うだけで
心強く感じるんじゃないでしょうか?

そう、あなたは1人じゃないんです。

HSPの症状は病気や発達障害とは違うの?

もちろんHSPというのは
その人が持って生まれた資質なので
病気ではありません。

ただHSPで悩む方が多いのも確かです。

なんで他の人に出来ることが
こんなに苦労するんだろうとか、
内向的過ぎるんじゃないのかなどと
小さい時から思い悩む事も多々あります。

しかしそれは「心の病」という訳では
ないんですね。

確かに自閉症と似ている部分も
あったりしますが、
HSPでは感情や感覚、共感性の使われ方が
かなり強くなっており
自閉症では弱い傾向にありますので違います。

また人によっては
発達障害と合併している場合もあるそうなので、
もし悩まれている方は
専門のクリニックなどで相談されることを
お勧めします。

HSPの特徴とは?

では具体的にHSPの特徴や特性について
見ていきましょう。

多くのHSPの人は
以下の様な特徴を持っています。

刺激に敏感に反応する

先程もお伝えした通り、
HSPとは神経システムが過敏なため
外界の刺激に対して敏感です。

視覚、聴覚、臭覚、味覚、触覚などの
五感から感じ取れる刺激を
通常の人に比べて繊細に感じ取っています。

更に五感だけでなく電磁波などの
知覚を超えた周波数に反応する人や
場の雰囲気や空気感、
人の感情を感じ取る能力が高いのも
HSPの特徴です。

察する力があるんですね。

他人の影響を受けやすい

五感を超えたものにも過敏に反応する
HSPの人達。

他人からの影響も
大きく受けやすかったりします。

もちろん察する力があるのは良いことですが、
それも過敏に受けすぎるので
ちょっとした相手の表情や声のトーン、
身振り手振りなどから
気持ちを理解し同調するので
精神的に疲れてしまうケースがあります。

予感や直感力が強い

前述の通りHSPは
外界から様々な刺激を強く受け、
その結果として様々な事を
右脳的に直感的に感じる取ることが
出来るようになっています。

例えば未来に対して予知する能力、
物事の本質を理解する能力などです。

更に
スピリチュアルな体験をしている人が多いのも
HSPの特徴です。

自己否定をする

自分を肯定してあげる力が弱く、
代わりに
自己否定をしてしまう傾向にあります。

何か否定的な出来事が起こった時に
自分のせいかもしれないと考えて、
しかもそれを他の人へ気を遣って
相談出来なかったりもするので
否定的な感情が内に溜まりやすく
ストレスを抱えやすくなります。

疲れやすい

普通の人に比べて
毎日多くの刺激に敏感に反応して
自己否定もしていれば
そりゃあ精神的に疲れ切ってしまうのも
無理はありません。

特に慣れない職場や新しい仲間と
コミュニケーションを取らなければ
ならないような環境だと、
更にその疲れはピークに達します。

他の人は楽しいと思えるような
イベント事であっても
HSPの人にとっては疲れてしまう場合も
あります。

以上がHSPの特徴でした。
なお具体的な仕事や日常生活での特徴については、
別のコンテンツでもご紹介したいと思います。

まとめ

今回のコンテンツでは
HSPとはどんな人なのか
その特性や特徴についてご紹介しました。

私自身もHSPの気質を持っているので
よく分かるのですが、
子供の時からずっと悩まれることが
多かったのではないでしょうか?

他の人が出来ることでも自分は苦労したり、
そのことで周りから指摘されたりして
傷付いたり落ち込むことも
多々あったことでしょう。

しかしこれも自分が持ち合わせた個性。

アイデンティティの一つとして
上手く付き合って
上手く利用することで
あなたの魅力に転嫁出来るかもしれません。

是非他のコンテンツも参考に
HSPの理解を深めていきましょう。


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