皆さんは友人や会社の同僚、
ママ友の幸せを喜べない事はありますか?
例えば友人の結婚式に行ったり、
同僚が昇進したり、
ママ友の子供が試合で活躍したり
そういう事に対して
喜んであげることが
出来なかったりしますか?
そして喜べない自分にイライラしたり、
つい自分と比較して悲しくなったり、
悔しくなったり、嫉妬したり、
マウントを取られたと誤解していませんか?
これって自分がおかしいのでしょうか?
実は私も
他人の幸せが喜べないタイプの人間でした。
しかしある事をするようにしたら
少しずつですが
他人の幸せを喜べるように
変わっていきました。
今回のコンテンツでは、
他人の幸せを喜べない理由や心理状態、
その解決方法について考察していきます。
他人の幸せを喜ばないのは何故?
ではなぜ
他人の幸せを喜ばないんでしょうか?
まずはその理由から考察していきましょう。
これは私も調べていくうちに
非常に面白かったんですが、
実はある2つの要因が
引き起こしている事が分かったんです。
それは何かというと、
- 幼少期の親の影響
- 本当は欲しいと願っているもの
この2つが関係しているんです。
順に詳しく見ていきます。
幼少期の親の影響
小さい頃から両親に言われてきた事、
怒られた事などが無意識のうちに
頭の中に残っている場合です。
例えば、
- 人様の前で自分の自慢をしてはいけません
- お金は汚いものだから稼いじゃいけません
- 女性は結婚しないと不幸になる
- 大勢でワーワー騒いではいけません
などの言葉を言われていたら、
それが潜在意識に刷り込まれてしまう訳です。
そして友人などから結婚したり、
赤ちゃんを授かったり、会社を立ち上げたり、
副業が成功してお金が入ってきたり、
大勢の友人達と趣味を楽しんでいる
などの話を聞くと
コレはいけない事なんだと反応してしまい、
否定的な気持ちになって
喜べなくなってしまうんです。
本当は欲しいと願っているもの
これが非常に面白いんですが、
実はあなたが本当は欲しいものの
可能性がある場合です。
本当は欲しいんだけど
なかなか手に入らなかったり、
手に入れてはいけないものだったりすると、
それを叶えた人を見ると
無意識に嫉妬してしまうんです。
潜在意識的では本当は欲しい、
でも理性的には叶えられない…。
潜在意識と理性とのズレがあると、
そのフラストレーションが
叶えている相手に向かってしまうんですね。
そして否定的に捉えてしまい、
そんな自分に自己嫌悪してしまうという
ループに陥ってしまうんです。
他人の幸せを喜べるようになるには?
前述したように実は私も
他人の幸せを喜ばないような人間でした。
仕事の部分であれば嫉妬がパワーになるので
良いかもしれませんが、
プライベートの部分でもその傾向は抜けず
つい他人と比べて
劣っている自分にイラついていました。
そしてそんなイツついている自分、
嫉妬してしまう自分が嫌で嫌で好きになれず、
常に自分に嫌悪感を持って生きていました。
一体どうすれば
他人の幸せを素直に喜べるんだろうか?
そして自分の事を好きになれるのだろうか?
そんな悩みがずっとあったんです。
もう何十年も。
その解決法は
実はとても簡単な事だったのです。
それは、考え方を変える事。
もうどうしようもなく単純な事なんですが、
そんな事だったんです。
しかし単純なこと程、
変えるのが難しかったりします。
なぜなら人にはそれぞれ思考パターンがあり、
ある状況になった時に
その思考パターンが無意識のうちに
発動されるようになっているからなんです。
前述のように
幼少期から親に刷り込まれていたり、
本当は叶えたい気持ちが強いのに
無理して蓋をして
感情と理性にズレがある状態なら、
意識に上がる以前に
自動的にパターンが出てきてしまうんです。
だから考え方や思考を変えるというのは
意外と至難の技だったりするんです。
ではどうやってその考え方を
変えていったのか?
それは、その状況が起こった時に
意識的に感情に注目して
今どんな気持ちになっているのか見つめて
すぐに正しい考え方に切り替える事。
例えば
友人が結婚すると報告があった時、
あなたは直ぐに自分と比べて
落ち込んだり苛立ちし始めると思います。
その段階で、
「いやいや待て。
今、落ち込もうと(苛立とうと)しているけど、
ここは素直に喜ぶところだ」
と意識的に思考するようにして、
喜ぶ方向に意識を変えるようにしていきます。
そしてここが重要なんですが、
その出来事の良い部分に注目してあげると
思考を変えやすくなります。
この訓練を続けることで、
徐々に自分の思考パターンが
変わっていきます。
もう一つは、
本当は叶えたい願望がある自分を
素直に認めてあげる事です。
そうする事であなたの抑えていた気持ちが
大分発散出来るはずです。
また否定的な感情が和らぐことで
幸福感が高まり、
自分を肯定的に捉えられるようになります。
自己嫌悪感も少しずつ減り、
今の自分を
受け入れられるようになっていきます。
まとめ
今回のコンテンツでは、
他人の幸せを喜ばない理由と対策について
考察してきました。
なかなか解決するには
難しく感じるかもしれませんが、
これは決してあなただけの問題ではなく
多くの人もそう感じているんです。
だからあなた1人が悩んでる訳ではない事を、
まずは理解するようにしましょう。
それが分かるだけでも、
大分気分的に楽になるんじゃないでしょうか。
ちょっとずつでいいんです。
ゆっくりと正しい方向に
変えていくようにしましょう。