結納金を払えない

結納の際に結納金を贈るのが
風習になっています。

しかし家庭の経済状況によっては
結納金を払えない場合や、
婚約指輪だけでOK
という場合もあるようです。

でもそれって
失礼にあたらないんでしょうか?

実際に結納金なしの割合は
どのくらいあるんでしょうか?

このコンテンツでは、
結納金払えない場合は
失礼にあたるのかや、
最近の結納金無しの割合などについて
考察していきます。

結納金が払えない!無しは失礼?

そもそも結納金とは、
男性側の家庭から
女性側の家庭に支払われる
結婚準備金のことを言います。

詳しい結納金の説明については コチラ

結納金は地域性によって
相場も差がありますが、
数十万円~100万円前後と
決して安くない金額となります。

そのため結納金が払えない男性や
そのご家庭もあります。

では実際に結納金が払えない事は
失礼に当たるのでしょうか?

これは難しい問題ですが、
その女性や女性家族の結婚観や
価値観によって
大きく考え方が変わってきます。

「結納金額=自分の価値」 と考える
女性やその家庭にとっては
「結納金無し=自分達の価値無し」
となってしまいますから、
失礼だ!と思うでしょう。

(そもそも人間とお金を
イコールで紐付けて考えるのも
どうかと感じますが・・・。)

逆に言うと、
金さえ積まれれば誰とでも結婚する
という意味に捉えることも
出来てしまいます。

だから結納金は
まるで人身売買のようで嫌だと
考える人もいます。

このように結納金は
女性側の考え方で
大きく捉え方が異なります。

なので基本的には
女性側の意見を尊重した方が
良いかもしれません。

女性側が結納金無しは失礼だと
感じるのであれば、
男性側にその旨を伝えて
両家が納得する解決策を
考えるようにするべきです。

例えば結婚式の資金の一部を
結納金に充てて、不足した分を
ブライダルローンで借りて賄うなどです。

逆に結納金は結構ですと
言われたのであれば、
代わりに結婚記念品や
結婚式の費用に回しましょうと
柔軟に対応するのが良いでしょう。

結納金無しの割合は?

家庭状況や
近年の経済状況などを鑑み
結納金を無しにするパターンが
増えてきている事実があります。

ではどのくらいの割合の家庭が
無しにしているんでしょうか?

調べてみたところ、
結納金無しで結婚記念品のみや
結婚記念品も結納金も無しの割合は
およそ3割~4割ほどのようです。

そう考えると 結構多いかなと感じますね。

もちろん結納金無しにしている
ということは、
その分結婚生活に資金を回したり
家電などの購入に充てたりなど
している場合が大半のようです。

これは世相を映しているとも
言えるかもしれませんね。

おそらくバブル時代であれば
結婚資金に多くお金を使えたので
結納金も膨らんでいたでしょう。

しかし現在の状況では
これ以上経済が良くなり
豊かになることは保証されていません。

将来産まれる子供の学資にお金も掛かる、
給料も上がらないかもしれない、
年金ももらえないかもしれない
と言われている中で、
正直余計なものにお金は使いたくないと
考える家庭が増えている証拠なのかも
しれませんね。

まとめ

このコンテンツでは
結納金無しは失礼にあたるかや
結納金無しの割合について
考察してきました。

お金絡みは本当にしっかりと
事前に話を詰めておかないと
後々まで揉めることになってしまいます。

本人同士だけでなく、
お互いの両親も納得してから
話を進めるようにしましょう。


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