結婚挨拶の手土産

両親へ結婚挨拶へ行く際、
手土産を持っていくのが
慣例となっています。

まだ若い2人であれば手土産無しでも
許してもらえるかもしれませんが、
そうでなければ慣例に従うべきです。

ではどんな手土産を持っていけば
良いのでしょうか?

相場はどのくらいなのでしょうか?
熨斗は付けるべきなのでしょうか?
渡すタイミングは
いつが良いのでしょうか?

コレを知るのと知らないのとでは
結婚までの道のりが
全く変わるかもしれませんよ。

という訳でこのコンテンツでは
結婚挨拶の際に渡す
両親への手土産について
ご紹介したいと思います。

結婚挨拶でオススメの手土産は?

冒頭でもお伝えした通り
相手の両親に結婚の挨拶をする際、
手土産を準備するのが慣例です。

ではどのような物を渡すのが
良いのでしょうか?

一番良いのが
相手の両親が好物の物や、
あなたの出身地の名産品などが
お勧めです。

また出来ればあまりナマモノではなく、
日持ちする物が良いでしょう。

賞味期限を気にしなくてはならない物は
相手のご両親に
気を使わせてしまうことになるので
お勧め出来ません。

出来れば
家族皆さんで召し上がってもらえて、
切り分ける手間の無い
個包装の物がベストです。

例えば最中などの和菓子、
個包装されている羊羹、
クッキーやバームクーヘンなどの
洋菓子や焼き菓子、
夏場であればゼリーなどもお勧めです。

お酒もご両親やあなたが好きなら
渡しても良いと思います。

ただお酒は銘柄の種類も多く
好みもある上、
家族全員で楽しめる物では無いので
難しい所ではあります。

ただ両親の好きな銘柄が
分かっているのであれば、
それを渡すのも喜ばれるでしょう。

手土産の相場は?

では手土産の相場は
大体幾ら位なのでしょうか?

あまり高価なものを渡すと
相手の両親も
気をつかってしまいますので、
目安としておおよそ
3000円〜5000円位の物を選ぶのが
理想です。

手土産に熨斗(のし)は必要?

もしかすると購入する段階で
「熨斗は付けますか?」と
聞かれるかもしれませんね。

その時に熨斗は付けた方が
良いのでしょうか?

結論から言うと、
結婚挨拶で渡す手土産については
熨斗は必要ありません。

まだ結婚もしていない2人が
「祝い」の熨斗を付けた物を渡すのは
気が早いと
思われるかもしれませんので。

「お前達の結婚をまだ許した訳ではない!
なのに祝いとは何事だ!」

そう要らぬ誤解を与えかねません。
なので熨斗は付けていかなくても
大丈夫です。

ただちょっと困らせるようで
申し訳ないのですが、
絶対に付けてはいけない
と言う訳でもないんです。

既にお互いのご両親が理解していて
結婚に賛成しているのであれば
熨斗を付けてもOKです。

水引の結び方は”蝶結び”と、
”結びきり”といういわゆる固結びの
2種類があります。

熨斗を付けるということは
結婚に賛成の感触を掴んでいる
という事なので、
結び目が決してほどけない
「結びきり」の方が良いでしょう。

その際の熨斗の表書きは
「ご挨拶」とした方が良いですね。

手土産を渡すタイミングは?

ちなみに手土産を渡す
タイミングについてですが、
おおよそ以下の時点で渡します。

  1. 訪問したら玄関で軽く挨拶
  2. 部屋に通されて席に着く
  3. 改めて挨拶←ここで渡す
  4. 親やお菓子が出される
  5. 自己紹介や馴れ初めなどを話す
  6. 結婚の申し出をする
  7. 帰宅

このように
③部屋に通されて席に着いた段階で
相手の両親に渡します。

渡す時は袋のまま渡すのではなく、
必ず袋から出して
品物を相手に渡します。

その際に 「心ばかりの物ですが」や、
「ほんの気持ちですが」などの
言葉を添えて渡すと好印象です。

当日の挨拶の流れについては
コチラのコンテンツにも
詳しく書いてありますので
参考にしてみて下さい。

まとめ

今回のコンテンツでは
両親へ結婚の挨拶に行く際の
手土産についてご紹介してきました。

結婚の許しを伺う席になりますので
常識から外れないように注意し、
相手に悪い印象与えないことが肝心です。

結婚の挨拶については
2人で話し合うことが色々とありますが、
手土産についても粗相のないよう
よくリサーチや話し合いをして
当日に臨むようにしましょう。


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