結納とは

結納は日本に古くからある
婚礼のイベントになります。

最近では
顔合わせ食事会に押され気味ですが、
親御さん世代であれば
結納はメジャーな事だと思います。

そのため結納を希望されるご家庭も
まだあります。

でも正直言って、
結納って何なの?
何やるの?
やる必要あるの?
地域で違ったりするの?
という感じじゃないですか?

そこでこのコンテンツでは、
素人にも分かりやすく
結納とは何なのかを
ご紹介したいと思います。

結納とは何?簡単にご紹介

では最初に、
結納ってそもそも何なの?
何をする儀式なの?
というところから見ていきましょう。

「結納」とは何かというと、
お互いの家族が「結」び付いた事を祝い、
贈り物を「納」め合う事を
略して「結納」といいます。

結納を行ったら
結婚しますと言う約束を
公に交わしたことになります。

また、
女性に安心して籍に入ってもらう為に
これらの儀式を行う、
という意味でもあります。

結納は
挙式の3ヶ月〜6ヶ月前に行う事が
一般的。

開催場所は、
仲人を立てる「正式結納」の場合は
双方の自宅で行います。

仲人話立てない「略式結納」では
女性宅、ホテル、料亭、結婚式場、
レストランなどで行います。

なお現在では
略式結納を行う家庭が増えてきています。

時間的には結納式が約20分ほど、
その後の会食が約2〜3時間ほどで
計3時間弱行われます。

関東、関西、沖縄で全然違う?

結納は地域によって微妙に異なりますが、
大別すると
「関東式」と「関西式」になります。

男女が同格で
お互いに結納品を取り交わすのが
「関東式」。

男性が結納品を女性に贈り、
女性から結納品を贈らないのが
「関西式」になります。

結納式では会場に結納品を飾ります。

この結納品も地域によって
品物や呼び名が微妙に異なるんですが
基本は9品目で、
簡略化する場合には5や7品目と
奇数で整えるのが習わしになっています。

また女性が男性に送る結納金の
結納返しの考え方も関東と関西で異なり、
関東の結納返し(御袴料)は
結納金の半額、
関西では1割が一般的です。

ちなみに沖縄もちょっと特殊で、
「結納は干潮から満潮までの間に行う」
と言う開催する時間帯を
重要にしている所もあります。

さらに沖縄では
「天ぷらセット」 と呼ばれるものを準備する
風習があります。

具体的には
サーターアンダギー、カタハランブー、
松風(まちかじ)などを
結納料理店で 購入するそうです。

まとめ

このコンテンツでは
結納についての概要を
簡単にご紹介しました。

地域によってちょっとずつ考え方や
風習が異なるのが結納の特徴です。

地域が異なる2人が結納を行う場合は
よく家族同士で話し合って
事前に決めておく必要があります。
注意しましょう。


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